my papillon - COCCOLARE -
Blog by COCCOLARE Papillon Kennel
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フィラリア症とは?
暖かくなってきましたね~。この季節になると、狂犬病・フィラリア・ノミ・マダニ等
イヌにとっての大敵が勢ぞろいいたします。
愛犬が病気にならないようにするためにも、飼い主の「予防」が大変重要になります。
そこで、今回はそろそろ予防を始めた方がいいかな?の「フィラリア」について
書いてみたいと思います。
◇フィラリアについて◇
メスの蚊が繁殖するために栄養価の高い色々な動物の血液を吸います。
もし、その蚊のお腹の中に「ミクロフィラリア」というものが居れば
血を吸った後に蚊が自分のお腹の中で育てた(?)「感染仔虫」を
唾液と共に血を吸った相手の体内に送ってしまいます。
たらふく飲んだ~~~と蚊が去って行ったあとに蚊が皮膚に開けた小さな
穴から「感染仔虫」が皮下に入り込みます。
なんてったって「ミクロフィラリア」は「250ミクロン」というサイズ!
■ ミクロフィラリアは蚊のお腹にいる状態で外気が17度以下だと成長出来ません。
■ この蚊の唾液が人間にとっては「カイカイ」の元になる訳ですが、
よっぽど免疫が低下してる人以外、人間は感染しません。 人間の白血球はミクロフィラリアを
殺す事が出来ますが、 犬の白血球はミクロフィラリアを殺す事が出来ないのです。
■ 犬・猫・フェレット等にも感染します。
と言う訳で「犬の場合」
蚊の唾液と共に送られた「感染仔虫」は皮下や筋間で成長します。
約3か月で2度ほど脱皮して2センチほどの「仔虫」になり、血管へ行きます。
感染から約6カ月でオス20センチ、メス30センチほどに成長します。
数匹しかいない時は「肺動脈」に潜んでます。
肺から心臓へ入る血管。心臓の「右心室」の手前付近です。
成長したオスとメスは(多分)交尾して子供を産みます。これが「ミクロフィラリア」です。
「ミクロフィラリア」が血中を漂って、また肺動脈へ戻って来て成虫となり子供を産みます。
数が増えてくると「肺動脈」→「右心室」→「右心房」→「上大静脈」へ
と移動してゆきます。
この結果「咳」「呼吸困難」「痩せる」「貧血」「喀血」と共に
「血尿」「黄疸」「腹水」「失神」などの症状がでます。
フィラリアの成虫が大量に発生すると「大静脈症候群(急性犬糸状虫症)」という病気になり、
太い血管が詰まったり、虫が居る事によって血管が 傷ついたりなどという理由でチアノーゼを
起こしたりします。
この場合、緊急に治療を行わないとその死亡率はほぼ100%です。
という内容で、予防はしないといけないよね(ぢぶんに言い聞かせる) という話でした。
■ コリーやシープドッグはイベルメクチン系の予防薬が使えない場合があるので注意しましょう。
動物には有害なものを排出させる「p糖蛋白」という物が存在しますが、そのp糖蛋白を作るよう
指示をするMDR1遺伝子というものが遺伝性疾患により欠損している場合があります。
そうするとイベルメクチンは直接脳に作用してしまう事があるようです。
■ 稀に「オカルト感染」というものもあるので、血液中にミクロフィラリアが居ないから
といって安心出来ない場合もあります。
これは、たまたま成長したミクロフィラリアがすべて「オス」または「メス」で繁殖が出来ない
状態を言います。
ただし、成虫のフィラリアは存在するので犬には悪影響が出ますので
成虫を駆除しなければなりません。(抗体検査で成虫の有無が分かります)
イヌにとっての大敵が勢ぞろいいたします。
愛犬が病気にならないようにするためにも、飼い主の「予防」が大変重要になります。
そこで、今回はそろそろ予防を始めた方がいいかな?の「フィラリア」について
書いてみたいと思います。
◇フィラリアについて◇
メスの蚊が繁殖するために栄養価の高い色々な動物の血液を吸います。
もし、その蚊のお腹の中に「ミクロフィラリア」というものが居れば
血を吸った後に蚊が自分のお腹の中で育てた(?)「感染仔虫」を
唾液と共に血を吸った相手の体内に送ってしまいます。
たらふく飲んだ~~~と蚊が去って行ったあとに蚊が皮膚に開けた小さな
穴から「感染仔虫」が皮下に入り込みます。
なんてったって「ミクロフィラリア」は「250ミクロン」というサイズ!
■ ミクロフィラリアは蚊のお腹にいる状態で外気が17度以下だと成長出来ません。
■ この蚊の唾液が人間にとっては「カイカイ」の元になる訳ですが、
よっぽど免疫が低下してる人以外、人間は感染しません。 人間の白血球はミクロフィラリアを
殺す事が出来ますが、 犬の白血球はミクロフィラリアを殺す事が出来ないのです。
■ 犬・猫・フェレット等にも感染します。
と言う訳で「犬の場合」
蚊の唾液と共に送られた「感染仔虫」は皮下や筋間で成長します。
約3か月で2度ほど脱皮して2センチほどの「仔虫」になり、血管へ行きます。
感染から約6カ月でオス20センチ、メス30センチほどに成長します。
数匹しかいない時は「肺動脈」に潜んでます。
肺から心臓へ入る血管。心臓の「右心室」の手前付近です。
成長したオスとメスは(多分)交尾して子供を産みます。これが「ミクロフィラリア」です。
「ミクロフィラリア」が血中を漂って、また肺動脈へ戻って来て成虫となり子供を産みます。
数が増えてくると「肺動脈」→「右心室」→「右心房」→「上大静脈」へ
と移動してゆきます。
この結果「咳」「呼吸困難」「痩せる」「貧血」「喀血」と共に
「血尿」「黄疸」「腹水」「失神」などの症状がでます。
フィラリアの成虫が大量に発生すると「大静脈症候群(急性犬糸状虫症)」という病気になり、
太い血管が詰まったり、虫が居る事によって血管が 傷ついたりなどという理由でチアノーゼを
起こしたりします。
この場合、緊急に治療を行わないとその死亡率はほぼ100%です。
という内容で、予防はしないといけないよね(ぢぶんに言い聞かせる) という話でした。
■ コリーやシープドッグはイベルメクチン系の予防薬が使えない場合があるので注意しましょう。
動物には有害なものを排出させる「p糖蛋白」という物が存在しますが、そのp糖蛋白を作るよう
指示をするMDR1遺伝子というものが遺伝性疾患により欠損している場合があります。
そうするとイベルメクチンは直接脳に作用してしまう事があるようです。
■ 稀に「オカルト感染」というものもあるので、血液中にミクロフィラリアが居ないから
といって安心出来ない場合もあります。
これは、たまたま成長したミクロフィラリアがすべて「オス」または「メス」で繁殖が出来ない
状態を言います。
ただし、成虫のフィラリアは存在するので犬には悪影響が出ますので
成虫を駆除しなければなりません。(抗体検査で成虫の有無が分かります)
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